27日の日経平均株価は、アフガニスタン情勢や米テーパリング(量的緩和の縮小)を巡る警戒感から米株が下げて売りが先行、そのまま下げ幅を拡大し、前場の早い段階で260円ほども下げ、その後、一旦は下げ渋ったが、時間外の米株先物が上げたことや中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が朝安後に切り返すなどアジア株高も支えとなり、前場終盤には70円安ほどまで引き戻したが、後場は再度軟化、その後は底堅く推移したが、戻りは限定され、今晩のパウエルFRB議長講演を前に手控え気分となり、前日比101円15銭安の2万7641円14銭と反落。東証1部の出来高は8億6985万株、売買代金は2兆1135億円。騰落銘柄数は値上がり880銘柄、値下がり1175銘柄、変わらず134銘柄。市場は、全般は見送りムードだ。FRB議長の講演を控えて動きづらくコロナ問題や政局などの不透明要因もあり、上値は追いにくい。もっとも下がれば買いが入って来るようで当面は値固めかと底堅い相場に一応は安心感を持つようではある。
27日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円ちょうど近辺での狭いレンジでもみ合った。朝方110円ちょうど近辺だったドル・円は日経平均株価のマイナススタートを背景に軟化。仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル売り・円買いが出た。その後は米長期金利低下やアフガニスタン情勢の地政学リスクを背景にドル・円は109円86銭までドル売り・円買いが進む場面もあったが、国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演が控えていることもあり、その後の下げは限定的だった。15時現在、109円98銭となっている。
週末の個別はパナソニックだけが1%台と値を上げている。その他は、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツともに小幅に値を下げている。相場は上値は追い難いが、下げれば買いが入って来ると言うので27,500円あたりが今の底値だろうか。正常も不安定で新型コロナ感染も終息が見えない中では当分こんなものだろうか、‥(^。^)y-.。o○。
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