26日の日経平均株価は、米株高を受けて買い先行で始まり、100円ほど値を上げたが、これと言った材料もない中、米株先物が下落、中国株も反落したことで下げに転換、後場に入ると模様眺めムードが広がり、小幅な値動きの中、何とかプラス圏で引けて、前日比17円49銭高の2万7742円29銭と小幅に反発して取引を終了。東証1部の出来高は8億6075万株と7月6日(7億9425万株)以来の水準で、売買代金は2兆60億円にとどまった。騰落銘柄数は値上がり1260銘柄、値下がり826銘柄、変わらず103銘柄だった。市場は、1部の主力銘柄の動きが鈍いことからマザーズ銘柄を中心に、比較的上値圧迫の少ない銘柄が物色される動きが続きそうと個別銘柄狙いのようだ。

 

26日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円ちょうどをはさんで小動きとなった。朝方、1ドル=109円95銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったほか、米当局による新型コロナワクチンの正式承認や追加接種の効果確認などワクチン接種率が一段と高まるとの観測もあり、ドル・円は一時110円11銭まで上値を伸ばした。ただ、その後は日経平均株価が前日終値をはさみプラス圏・マイナス圏を行き来するさえない展開にツレてドル・円がやや軟化。午後に入ると、110円を割り込む格好となったが、その水準ではドルの買い戻しも入った。15時現在、109円98銭となっている。

 

週中の個別は、上げ下げまちまちだがいずれも小幅、トヨタと三菱UFJが小幅に上げたが、パナソニックが1%台、三菱重工、ホンダ、コマツが小幅に値を下げた。これと言った材料もなく、新型コロナ感染の終息も見えず、政権も揺れ動いている中で強気で買おうという向きもないだろう。反発とは言っても上げたというよりは何とか現状維持と言ったところだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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