20日の日経平均株価は、新型コロナウイルス感染拡大への懸念が根強く、売りが先行、昨日の大幅下落で自律反発期待の買いも入り、上げに転じる場面もあったが、一巡後は株価指数先物売りを交え、軟化、円が強含むとともに中国・上海総合指数や香港ハンセン指数などの軟調推移が重しとなり下げ幅を拡大、後場終盤には300円以上も下げたが、その後はやや下げ渋ったものの戻りは限定され、前日比267円92銭安の2万7013円25銭と大幅続落。1月6日の年初来安値(終値2万7055円94銭)を更新した。東証1部の出来高は12億3197万株、売買代金は2兆8305億円。騰落銘柄数は値上がり693銘柄、値下がり1411銘柄、変わらず85銘柄。市場は、最終的な下値支持線と見られる52週移動平均線(2万7247円)を下回った。来週早々にも回復しないと先行き見通しは厳しく値幅調整になりかねない。すでに決算は一巡し、手掛かり材料は見当たらないとこの先の株価に危機感を持っているようだ。

20日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台後半での展開となった。朝方109円70銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けはお盆明けの最初の5・10日ということもあって国内輸入企業からのドル買い・円売りがドル・円を押し上げ、一時109円88銭まで値を上げる場面があった。ただその後は日経平均株価が下げ幅を広げる展開にツレてドル・円も下押しされ、一時109円60銭まで値を下げた。午後に入り、日経平均株価がジリ安歩調を強めるのを背景に、ドル・円はもみ合っている。15時現在、109円69銭となっている。

 

週末の個別は軒並みダウン、トヨタの減産が響いてホンダも巻き込んで4%台の下落、コマツ、パナソニックが2%台、三菱重工は1%台、三菱UFJは小幅な下落で引けた。うちは新型コロナ感染拡大にストップがかけられず、国外はアフガン騒動で米国の評判がガタ落ち、タリバン政権と中国との接近もあるなどきな臭い。この状況では買いは入らないだろう。ここはじっと我慢で地道に凌ぐしかないということだろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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