30日の日経平均株価は、1月6日の年初来安値以来の水準で昨年9月以降11カ月連続の月末安、新型コロナウィルス感染拡大による経済への影響が懸念され、売りが先行、米株先物の下落や中国香港株の安値も重しとなり、下げ幅を拡大、戻りも鈍く安値圏で推移、前日比498円83銭安の2万7283円59銭と大幅反落。東証1部の出来高は12億3671万株、売買代金は2兆8469億円。騰落銘柄数は値上がり275銘柄、値下がり1875銘柄、変わらず40銘柄。市場は、月末安傾向の影響もあろうが、米国株が腰砕けになれば連鎖安は避けられないだけに下値リスクがチラつく。好決算が出てもそれほど株価は伸びず、または安くなるなど反応の鈍さもうかがえると新型コロナ感染拡大による経済の影響にお手上げのようだ。
30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台半ばで推移している。日経平均株価の軟調スタートを受けて序盤は円が買われる場面もあったが、月末要因もあって国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測され、ドル・円はやや強含んだ。ただ、週末ということもあり、手掛かり材料難で積極的に上値を追うような動きはみられず、ドル買い一巡後はほぼ横ばい推移となった。
週末の個別は日経平均下落の煽りで全敗、欧州系大手証券がレーティングを弱気(売り)に据え置いたパナソニックは3%台の下落、ホンダ、コマツは1%台、トヨタ、三菱重工、コマツは小幅な下落だった。政治も経済も新型コロナウィルスにはお手上げのようだ。新型コロナウィルス恐るべしではある、‥(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)
