14日の日経平均株価は、米株が下落して売り先行で始まり、それに利益確定も加わって200円以上も下げたが、一陣後は買い戻しや押し目買いで下げ幅を戻すも、総じて上値が重く、米株安、アジア株安が重しとなり、日本時間15日未明にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言も様子見を助長、前日比109円75銭安の2万8608円49銭と3日ぶりに反落。東証1部の出来高は9億8118万株、売買代金は2兆2429億円。騰落銘柄数は値上がり910銘柄、値下がり1177銘柄、変わらず105銘柄。市場は、パウエルFRB議長の議会証言については極端なことは言わないと思うが、それを市場がどう受け止めるかにかかっている。いずれにしろ国内には材料がなく当面は決算待ちになる。ただ、外国人投資家の力がないと上に進むのは無理と外国頼みのようだ。
14日の東京外国為替市場でドル・円は、こう着する展開となった。朝方、1ドル=110円55銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り安から下げ幅を縮めるとともに上値を伸ばし、一時110円69銭まで上伸したが、その後は時間外取引で米長期金利が1.4%を一時割り込んだこともあり、日米金利差縮小への意識からドル売り・円買い優勢の流れに転じた。午後に入り、ドル・円は一時110円41銭まで下押しする場面があったが、110円台半ばの水準では底堅かった。米国時間にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の米下院金融サービス委員会での議会証言を控え、様子見ムードから次第にこう着感が強まっている。15時現在、110円50銭となっている。
週中の個別はトヨタだけが小幅に、本当にかすかにプラスに振れたが、あとはすべてマイナス。三菱重工が2%台、パナソニックが1%近く、ホンダ、三菱UFJ、コマツは小幅に下げた。新型コロナ感染は止まらず、政治はもたついて抑えが効かず、日本の先行きに明るい光がないのは困ったものではある、‥(^。^)y-.。o○。
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