12日の日経平均株価は、前週末に米国株が高値を記録したことから買いが優勢、前歯で600円を超える上げを記録、後場も堅調推移だったが、戻り待ちの売りに頭を押さえられて伸び悩み、前週末比628円60銭高の2万8569円02銭と4日ぶりに大幅反発して取引を終えた。東証1部の出来高は10億3577万株、売買代金は2兆3803億円。騰落銘柄数は値上がり2010銘柄、値下がり149銘柄、変わらず33銘柄だった。市場は、安川電機が22年2月期の連結業績予想を上方修正し、利益予想が市場予想平均を上回ったことで同業他社にも連想買いが向かうなど地合いは悪くないようだと見たようだ。

 

12日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円前半の狭いレンジでこう着する展開となった。前週9日米国時間に、米株式市場で主要3指数がいずれも史上最高値を更新したほか、低下傾向が続いていた米長期金利が1.3%台を回復した流れを受け継ぎ、12日東京時間序盤にドル・円は一時110円25銭まで上値を伸ばす場面があったが、もう一段の上値を追うには材料が乏しく、その後はやや軟化。一時110円を割り込むと、ドル・円は切り返した。ただ、午後に入ると、110円10銭から110円20銭の狭いレンジでこう着。13日に米6月CPI(消費者物価指数)、14-15日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言と重要イベントが控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まる展開となった。15時現在、110円17銭となっている。

 

今日の個別はコマツが4%台と高い。このところ凹んでいた反動だろうか。その他、ホンダが3%台、パナソニックが2%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが1%台で順当な結果だった。日本国内は新型コロナ感染症で政治がもたついて状況はあまりよくはないが、米国追従の日本経済なので米国が好調だと買いに走るのだろう。日本ももう少ししっかりした成長戦略を描き出さないと取り残されるかもしれない、‥(^。^)y-.。o○。

 

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