2日の日経平均株価は、始まり値がさハイテク株が売られて大きく下げたが、その後はコロナワクチン接種の進展などが好感されて持ち直し、上げに転じ、先物への買いが入って一段高、後場に入って上値が重くなったが、大引けにかけては2万8900円台半ば近辺でもみ合い、前日比131円80銭高の2万8946円14銭と3日ぶりに反発。東証1部の出来高は12億4876万株、売買代金は2兆7747億円。騰落銘柄数は値上がり1259銘柄、値下がり842銘柄、変わらず92銘柄。市場は、国内でのワクチン接種が着実に進み経済回復への期待感から買いは根強いが、日経平均2万9000円では頭を抑えされ、戻り売りも出てくる。直近4日間は25日線と75日線との間でもみ合いが続き、インパクトのある材料が浮上してこないと上には進みにくいと見るようだ。

2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台後半で推移している。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測され、ジリ高で歩調となった。安く始まった日経平均株価がプラス圏へ浮上するなど切り返しの動きをみせたこともリスクオンのドル買いを誘った。米長期金利の上昇一服を背景に積極的な動きはみられなかったが、午後にはドル買いが強まる場面があった。

 

今日の個別はすべて上げ、例によって浮き沈みの大きいホンダが4%台の上げ、トヨタと三菱重工が2%台、三菱UFJが1%台、コマツとパナソニックが小幅だった。菅内閣の命運を握るワクチン接種だが、必死の努力で何とか先に進み始めた。経済ニュースで貸会議室のTKPの社長が、「これは戦争だ。どんな方法を使っても勝たないといけない」と言っていたが、政治家さんよりも経営者の方が有事・危機意識が高いようだ。そうした有事の感覚を持った人がいるのはいいことだが、政治家さんにそれがないのは困ったものではある、‥(^。^)y-.。o○。

 

日本ブログ村へ(↓)