31日の日経平均株価は、始まりは前週末の大幅高の反動で利益確定売りに押され、一時買い戻す場面もあったが、買いは続かず軟化、中国製造業PMIが下げ、株価も安値で、これらが重しとなって一段安、後場は先物売りが先行してさらに値を下げ、終盤に下げ渋ったが、戻りは限定的で、前週末比289円33銭安の2万8860円08銭と大幅反落。9カ月連続の月末安となった。東証1部の出来高は10億2073万株、売買代金は2兆2415億円。騰落銘柄数は値上がり420銘柄、値下がり1712銘柄、変わらず60銘柄。市場は、前週末の上げがあまりにも大きかっただけにその調整と見るべきだろう。今晩の米国市場が休場で週末の米5月雇用統計に向けて重要経済指標の発表が相次ぐだけに様子見ムードが先行しやすいと言うが、その場その場の目先の材料で売り買いされているようだ。

31日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=109円台後半で推移している。朝方は110円手前で強含む場面もあったが、日経平均株価の軟調スタートを受けて上値は重くなり、国内輸出企業によるドル売り・円買いも観測されて軟化。午前11時すぎには109円60銭近辺まで下落した。米国休場で見送りムードも広がり、ドル売り・円買いが一巡したあとは方向感の乏しい展開となった。

 

週明けの個別は全滅、日経平均が大幅反落だから仕方がないだろうが、ホンダとコマツが3%台、三菱重工が2%台、三菱UFJが1%台、トヨタとパナソニックの元F1コンビは小幅だった。なんだかんだ言っても投資家の心理は目先の材料に向く。先週末にあれだけ上げたのだからここは利益確定と行こうと思うのは自然な成り行きだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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