富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開かれた24時間耐久レースに、トヨタ自動車が開発中の水素エンジン車が初めて出場し、23日に完走を果たした。レース仕様に改造した「カローラスポーツ」の後部に水素タンク4本を積み、24時間で358周(1634キロ)を走りきった。
豊田章男社長も、交代で運転するドライバーの一員として参加した。終了後、「未来のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)社会に向け、選択肢を広げるための第一歩を示すことができた」と振り返った。水素を燃料とする水素エンジンは、構造はガソリンエンジンとほぼ同じだが、二酸化炭素をほとんど排出しない。
トヨタの水素エンジン車、24時間耐久レース完走…豊田章男社長もドライバーで参加(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
1600キロを走り切って実験第一段階は成功、今後は実用化の可能性に向けた研究開発へと移っていくのだろう。EVはモーターとバッテリーがあればできるので各社ともEVへと舵を切っているが、EVの最大の問題は充電時間と航続距離の問題でその点で水素はガソリンと同じように補給ができてFCVではかなりの航続距離を出している。水素エンジンは燃費が良くないと言うし、水素の供給インフラや価格の問題もあるが、長距離輸送システムなどでは有効だろうし、普及すればインフラも整うし、価格も下がる。何よりも様々な選択肢があった方が変化に柔軟に対応できるし、需要にも柔軟に対応できる。トヨタの社長さんは内燃機関を残したいと言うが、内燃機関を搭載したスポーツカーを残したいのかもしれない。EVではアクセルとブレーキだけでトランスミッションはあり得ないが、水素燃料エンジンであれば6速MTのスポーツカーもあり得るのだから、‥(^。^)y-.。o○。
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