21日の日経平均株価は、米長期金利の低下を背景に米国株式が反発したことから買いが先行、米先物も高く、イスラエルとハマスの停戦合意も好感されて続伸、一巡後は値を下げたが、モデルナ社がコロナワクチンの日本生産を検討との情報も追い風となり、後場で持ち直して、前日比219円58銭高の2万8317円83銭と大幅続伸。東証1部の出来高は10億3796万株、売買代金は2兆3802億円。騰落銘柄数は値上がり1076銘柄、値下がり1009銘柄、変わらず107銘柄。市場は、ここから上は厳しい。先の日経平均3万円乗せで色々な期待材料を織り込んできただけに新たな買い材料が浮上しないと買い進みにくい。当面は押し目買い、戻り売りが続くとみていると先行きは厳しさをのぞかせている。

21日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108円台後半で推移した。20日の米国時間で、FRBにおけるテーパリング議論は実際までの道のりはまだ遠いとの見方が強まり、米長期金利が低下。この流れを受けた21日朝方からドル・円は109円を目前に上値の重い推移となった。ただ、午後に入り、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意を巡るニュースヘッドラインが流れるとイスラエル寄りの米国の姿勢がイスラム教過激派の反米感情を刺激する可能性があるとの見方が出て、ドル売り・円買いに傾く場面もあった。15時現在、108円74銭となっている。

 

週末の個別は上げ下げまちまちだが、三菱重工が1%台、トヨタ、ホンダ、コマツは小幅な上げだった。下げは三菱UFJとパナソニックでいずれも1%台だった。この先の上げは厳しいと言うが、ここまで上げてきたのが奇跡に近い。実体経済を考えれば日経平均は2万7千円ほどが妥当なところだろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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