20日の日経平均株価は、始まり売りが先行、その後先物に断続的な買いが入ったことでプラス転換、しかし、積極的な売り買いは限られ、前日終値を挟んだ攻防が続いたが、後場に入って米株や中国株がやや盛り返したことが堅調な動きにつながり、前日比53円80銭高の2万8098円25銭と反発して後場の取引を終了した。東証1部の出来高は9億9465万株、売買代金は2兆1734億円。騰落銘柄数は値上がり1385銘柄、値下がり703銘柄、変わらず104銘柄だった。市場は、企業業績の改善期待が下値を支える格好にあるが、買い手がかりに乏しいことからキッカケ待ちの状況が続きそうだと何かしらの材料を待ち望んでいるようだ。


20日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台前半を中心に推移した。前日公表された4月開催FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録で多くの委員から景気回復が急ピッチであればテーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)の議論を開始すべきとの意見が示されたことが分かり、米長期金利が上昇した流れを受け、13日東京時間朝方のドル・円は一時109円30銭近辺までドル買い・円売りが進んだが、日経平均株価が朝寄り安から短時間でプラス圏・マイナス圏に振れる中でドル・円は軟化した。ただ、ドル・円も109円ちょうど近辺では底堅く、午後に入り、日経平均株価がプラス圏で推移するとともにドル・円は小じっかりした動きとなった。15時現在109円14銭となっている。

 

週中の個別は三菱重工だけが小幅に値を上げた。どうしたんだろう。下げはコマツが1%台のほかはトヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックとも小幅だった。この先、材料と言えばワクチン接種が劇的に進むことだろう。今のところはそれしかないだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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