13日の日経平均株価は、始まりから売りが先行、落ち着く場面もあったが、様子見が主流の中、総じて弱い動きで終始し、アジア株安や米先物も上げ幅を縮小するなどマイナス要因が続いて終始安値圏で推移、円安も効果がなく、前日比699円50銭安の2万7448円01銭と大幅に3日続落して取引を終了した。東証1部の出来高は14億835万株、売買代金は3兆523億円。騰落銘柄数は値上がり335銘柄、値下がり1800銘柄、変わらず57銘柄だった。市場は、全体が大きく下落する中、一部の好業績株も一律に売られてしまっていることから当面はそのような好業績銘柄の押し目を拾いたいと落穂拾いの様相ではある。
13日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台後半を中心に推移した。前日の強い米4月CPI(消費者物価指数)を受け、インフレへの警戒感から米長期金利が上昇した流れを受け継いだドル・円は、13日東京時間の朝方に米長期金利が今月初旬以来の1.7%台乗せとなったにつれて、109円78銭まで上伸した。ただ、前日だけで1円近くドル高・円安が進む急ピッチな展開だったこともあり、一巡後は利益確定売りが出て、一時ドル・円は109円45銭まで下押しした。その後、米長期金利の上昇が一服すると、ドル・円は109円70銭台の水準まで切り返し、結局、下方向に往って来いの展開となった。15時現在、109円71銭となっている。
3日大幅続落の中、個別はそう大きくは下落はしていない。三菱重工が3%台と大きいが、トヨタが1%台、トヨタは昨日買われた分の利益確定だろうか。減益減収で嫌われているパナソニックは小幅な下げだった。ホンダ、三菱UFJ、コマツは小幅に上げている。日経平均は2万7千円台になったが、これでようやく実体経済に近づいたというところだろうか。まだじわじわ下げるかもな、‥(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)
