7日の日経平均株価は、前日終値付近で始まり、一旦は軟化、前日の大幅上昇の反動で値を下げたが、その後は盛り返し、大きく上げたが、一巡後は伸び悩み、週末要因に加えて米雇用統計の発表待ちで様子見気分が強まり、前日比26円45銭高の2万9357円82銭と小幅続伸。東証1部の出来高は11億7404万株、売買代金は2兆5446億円。騰落銘柄数は値上がり1611銘柄、値下がり505銘柄、変わらず75銘柄。市場は、米雇用統計待ちで後場は動意に乏しい。日経平均は2月高値から上値を切り下げる一方、直近安値(4月21日)からは下値を切り上げている。煮詰まり感が出ており、きっかけ次第では上下どちらかに振れる可能性があると先行きを注視、警戒のようだ。

7日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円ちょうどを挟んだ小動きとなった。前日、複数のFRB(米連邦準備制度理事会)高官がテーパリング(量的金融緩和の縮小)観測を打ち消す発言を行ったことなどを受け、米長期金利が低下。日米金利差縮小が意識される中、7日朝方のドル・円は109円を割り込んだ。その後、日経平均株価が売り先行からプラス転換したほか、仲値決済に向け国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったことなどを受け、ドル・円は一時109円18銭まで上値を伸ばした。ただ、ドル買い一巡後は材料難となった。午後に入ると、米国時間に米4月雇用統計の発表が控えていることから次第に様子見ムードとなり、ドル・円は小動きが続いた。15時現在、109円10銭となっている。

 

週末の個別は、パナソニックだけが小幅に下げた。決算がよくないことが嫌われているようだ。その他、ホンダ、三菱重工、コマツは1%台、トヨタと三菱UFJは小幅な上げだった。相場は新型コロナ後に注目のようだが、その新型コロナ対策、なかなか思うようにはいかないようだ。最終手段はワクチン接種だが、これも政府の思惑のようにはいかないようだ。この国は平時の官僚ばかりで非常時に弱いなあ、‥(^。^)y-.。o○。

 

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