明日は86GRの12ヶ月点検、納車依頼年が過ぎた。走行距離は8200キロ、まあまあ良く走ったものだ。86GRMNは限定100台だが、86GRは普通に市販していたのでどの程度出回っているんだろうか。500万円と言う価格の割にはエンジンはノーマルでエンジンのパワー絶対信仰の日本ではその点が受けられず評判があまりよろしくなかった。

でも乗ってみて分かったが、車はただパワーだけではない。あの絶妙の乗り味は何物にも代え難い。車は好きだったが、これまで普通のファミリーカーばかりでこれと言った車には乗ってこなかったのでどの程度だろうとは思っていたが、それほど期待はしていなかったが、それはとんでもないことだった。86GRの直進安定性、コーナリング性能、並の車ではない群を抜いている。

世の中上には上があるんだろうからもっと素晴らしい車もたくさんあるんだろうけど86GRも並の車ではない。トヨタと言うメーカーがその気になって改造した走るための車は伊達じゃない。パワーがないというが、MTなんだからギアの使い方でどうにもなるし、言うほどパワーのない車でもない。2リッター207馬力は決して非力なエンジンではない。ATでダルい運転をするならもう少しトルクがあった方がいいのかもしれないが、MTでは特に問題はない。

非常に扱いやすい車なので長距離を走っても疲れない。シートもレカロで座り心地がいい。スタイルもセミノッチバックのクーペスタイルで非常にスポーツカーらしいきれいな姿をしている。欠点と言えば車高が低くあちこちエアロが付いているので駐車場の車止めや道路の段差やポットホールなどでぶつけそうで気を遣うこと、それからパーツが特殊なので何かと金がかかることくらいだろうか。

新型のGR86はどうもあまりググっと来ない。スバルが米国で売るためにエンジンの排気量を増やして少しばかりパワーを上げた車だろう。これと言った特徴がない。しかも後10年ほどでガソリン車はなくなってしまう。次はEVか、FCVか、水素エンジンか、どんな車がメインになるか分からないが、いずれにしても面白い車が出てくるといい。ここしばらくは86GRと楽しく過ごそうと思う、‥(^。^)y-.。o○。

 

※ セミノッチバックのきれいなクーペではある、‥(^。^)y-.。o○。

 

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