23日の日経平均株価は、売電政権がキャピタルゲイン課税を引き上げると報じたことから米株安が下落、売りが先行して始まり、その後、押し目買いに下げ渋ったが、終盤上値が重く、前日比167円54銭安の2万9020円63銭と反落。東証1部の出来高は9億5501万株、売買代金は2兆44億円。騰落銘柄数は値上がり708銘柄、値下がり1376銘柄、変わらず106銘柄。市場は、米国の増税報道をきっかけに売りが出たが、まだトレンドを変えるまでには至っていない。ただ、日電産の今期業績予想が市場コンセンサスに届かず、株価が急落したようにこの手の銘柄はこれからも出てくると見られ、相場は上に行きづらいと個別銘柄不振に警戒のようだ。
23日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108円近辺では上値が重く、下押し圧力のかかる展開となった。朝方、107円95銭近辺だったドル・円は日経平均株価の朝寄り安とともに値を下げ、国内輸出企業からのドル売り・円買いも重なり、一時107円80銭まで下押しした。その後は日経平均株価が下げ渋る中でドル買い戻しの動きも見られたが、108円ちょうどにキャップされドル・円の上値は重たかった。株式市場が大引けに近づきユーロ・ドルが上昇すると、ドル・円はやや軟化した。15時現在、107円88銭となっている。
週末の個別は三菱UFJだけが小幅に上げたほかはすべて値を落としている。コマツとパナソニックは3%台と大きく下げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工は小幅だった。この時期、新型コロナの感染拡大が止まらず、経済の先行きも不透明で米国に頼るほかはないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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