9日の日経平均株価は、米長期金利の下落で米株が上げたことから買いが先行、その後は3万円乗せ後は利益確定に押され、中国株安も重しになって大引けにかけて上げ幅を縮小、前日比59円08銭高の2万9768円06銭と反発。なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション4月限のSQ(特別清算指数)値は2万9909円73銭。東証1部の出来高は11億2338万株、売買代金は2兆7555億円。騰落銘柄数は値上がり1293銘柄、値下がり792銘柄、変わらず105銘柄。市場は、だんだん上値が重くなってきている。表面化した材料は一通り織り込み、インパクトのある新規材料が飛び出さないと上を買えない状況だ。決算発表で個別株物色が強まっても全体を押し上げるほどのパワーはないだろうと上げは天井を打ったと見るようだ。
9日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台前半を中心に狭いレンジでもみ合った。前日の弱い米雇用関連指標を受け、米長期金利上昇が一服したのを背景に、9日東京時間のドル・円は109円台前半の小幅なレンジでのもみ合いが続いた。日経平均株価が終日プラス圏で推移し、引けにかけて伸び悩む中、時間外取引で米長期金利が上昇する場面でドル・円は一時109円43銭まで上値を伸ばしたが、109円台半ば近辺では上値が重く、その後は下方向に跳ね返された。15時現在、109円38銭となっている。
週末の個別はパッとしない。パナソニックがほぼ1%の上げのほかは三菱UFJが小幅な上げ、トヨタは変わらず、下げはコマツが1%台、ホンダと三菱重工が小幅に下げた。新型コロナは収束の気配を見せず、国内にこれと言った材料もないことからこの先は個別物色だろうが、それだけでは日経平均を押し上げる力はないだろう。基本的に今の日経平均は上げすぎと思う。実力は2万7千から2万8千と言ったところか、‥(^。^)y-.。o○。
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