1日の日経平均株価は、米国で2兆ドルの財政出動計画が明らかになったことや日銀短観が上向いたことなどが追い風となって買いが先行、高値を付けたが、後場は米先物が寝落ちする一方でますだっくみにが上げるなどまちまちで上げ幅を縮小したが、大きく崩れることもなく、前日比210円07銭高の2万9388円87銭と大幅反発して取引を終えた。東証1部の出来高は12億4597万株、売買代金は2兆7186億円。騰落銘柄数は値上がり861銘柄、値下がり1261銘柄、変わらず64銘柄だった。市場は、短期資金が、グロース株とバリュー株の間を循環する動きが続くが、米金利上昇への警戒感もあり、ややバリュー株が有利かと見るようだ。

4月1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=108台後半で底堅く推移した。3月31日の米国時間はバイデン米大統領が大型のインフラ整備計画を発表し、米景気回復期待含みで米長期金利が上昇、ドル・円をサポートした。今日1日の東京時間も前日の米国時間の流れを受け継ぎ、株式市場寄り付き前のドル・円は110円70銭近辺だったが、日経平均株価が朝寄り高から上げ幅を広げる展開を受け一時110円82銭まで上値を伸ばす場面があった。その後、日経平均株価が伸び悩んだほか、時間外取引で米長期金利が低下するとともにドル・円は軟化した。ただ、110円50銭近辺まで下押しした水準では底堅く、その後はドルの買い戻しが進んだ。15時現在、110円74銭となっている。

 

今日の個別は、三菱UFJとコマツが小幅に上げただけで日経平均に比較すると何とも冴えない。トヨタと三菱重工が2%台、パナソニックがほぼ1%の下げ、ホンダも小幅に下げて引けている。相場もその日その日の材料を見ながら上下する傾向が当面は続くだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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