エジプトのスエズ運河庁は運河の通航再開を受け、3月30日は140隻の船舶が運河を通過するとの見通しを示した。ただ、大型コンテナ船の座礁で6日あまり通航が妨げられたことによる影響で、海運の混乱解消までには数カ月続くとの見方が出ている。世界のサプライチェーンが混乱し、企業に負担がかかる恐れがある。

エジプトのシシ大統領は、海路の重要性が注目されたと指摘する。
「1869年以来、150年、160年にわたって、スエズ運河は国際貿易の中心であり続けている。国際航路であり、全世界にとって不可欠なものだ。世界の貨物の12―13%がここを通過する。私が言いたいのは、悪いことにも、良い面があるということ、つまり、スエズ運河は存在し、今後も存在し続けることを知らしめた」

23日の座礁以降、422隻が待機していたが、29日夜に通航が再開された。運河庁のラビア長官は、現地時間30日夕方までに95隻、同深夜までにさらに45隻が通航するとの見通しを示した。3─4日以内に全ての待機船舶が通航することを望んでいるという。だが、海運大手のマースクによると影響は数カ月続く見通しだ。

 

スエズ運河、待機船舶が順調に通航 影響長期化の恐れ(ロイター) - Yahoo!ニュース

 

スーパームーンの大潮で離礁に成功したというが、よかったねえ。船の重量が10万トン、積み荷が最大20万トン、合計30万トンと言う戦艦大和も真っ青な巨大コンテナ船があんな狭い航路で土砂に乗り上げたらそれこそ万事休すだろう。何とか離礁に成功して運河も通過可能になったが、混乱はまだしばらく続くという。早く混乱が収束して正常化するといいが、パナマ運河とともに世界の海運の要衝なので今後は事故のないよう祈る、‥(^。^)y-.。o○。

 

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