31日の日経平均株価は、米長期金利の上昇で米株が下落した流れを受け、売りが先行、4日続伸の反動もあってかなり売り込まれたが、一巡後は円安基調を背景に輸出企業が買われて下げ渋る場面もあったが、買い進む動きはなく、その後も上値が重く大口の先物が売られて、前日比253円90銭安の2万9178円80銭と5営業日ぶりに大幅反落。東証1部の出来高は13億2588万株、売買代金は2兆9084億円。騰落銘柄数は値上がり491銘柄、値下がり1650銘柄、変わらず45銘柄。市場は、現地31日にバイデン米大統領が発表する巨額インフラ投資計画を見極めたいとのムードもあり、上値は相当重い。一方で円安がサポート要因になっており、売り込むまでにはなっていないと見るようだ。
31日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=110円台後半で推移している。午前10時前には年度末を前にした国内輸入企業によるドル買い・円売りが活発化し、ドル・円は堅調に推移。時間外での米長期金利の強含みもあり、昼前には一段高となり、111円に急接近した。バイデン米大統領の会見を控えて買いの勢いは収まったが、午後は110円台後半で底堅く推移した。
今日の個別はトヨタが3%台と珍しく大きく値を上げた。ホンダも小幅に上げているが、これはドル高が追い風となっているのだろう。一方で三菱UFJは4%近い下落、三菱重工が2%台、コマツとパナソニックが1%台だった。結局は米経済対策だの米長期金利だのドル円だの米国頼みは変わらないようだ、‥(^。^)y-.。o○。
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