29日の日経平均株価は、米株高を受けて買いが先行、その後、時間外の先物安で伸び悩んだが、3月期末配当取りの動きや大引けにかけての配当再投資目的の先物買い観測が支えとなり、盛り返して後場の早い段階では400円を超える高値を付けたが、その後、先物にまとまった売りが出て上げ幅を縮小、大引けにかけてやや盛り返すも戻りは限定、前週末比207円82銭高の2万9384円52銭と3連騰。東証1部の出来高は18億2632万株、売買代金は3兆7153億円。騰落銘柄数は値上がり1225銘柄、値下がり900銘柄、変わらず68銘柄。
29日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場は実需筋の売りなどに押され、1ドル=109円台半ばで軟調に推移している。午後3時現在、109円48~48銭と前週末(午後5時、109円32~33銭)比16銭のドル高・円安。前週末の海外市場の上昇の流れを引き継いだドル円は東京市場では109円80銭近辺で始まった。実需の売りで仲値前後に軟化し、正午にかけて109円40銭台まで下落した。午後は一時値を戻す場面も見られたが、売り圧力が強く午後2時以降は109円30~40銭台で推移している。市場は、午前中は輸入企業のドル買いがあった。午後は買いがなくなった上、短期筋の利食い売りもあってドル安となったと言う。また、エジプトのスエズ運河で座礁していた大型コンテナ船が離礁にほぼ成功したとの報道を受け、原油価格が下げ幅を拡大。連動して米金利も低下し、ドルの上値を抑える要因となっている。
週明けの個別は上げ下げこもごも、トヨタ、コマツ、パナソニックが1%台、ホンダが小幅な上げ、一方で三菱重工と三菱UFJの両社は小幅に値を落として引けている。このところ、株式市場は米国の経済につられて動いているが、国内は新型コロナが再度拡大傾向であまりいいことはない。月末までは配当目当ての個別物色だろう、‥(^。^)y-.。o○。
日本ブログ村へ(↓)