23日の日経平均株価は、米長期金利の低下を背景に米国株式市場でハイテク株中心に上昇した流れを受け、買いが先行、昨日の暴落の反動もあり、買いが優勢となったが、米金利上昇懸念もあって、その後は下げに転じ、後場では米先物が安値で中国株も下げたことが重しとなり、大引けにかけて弱基調となり、前日比178円23銭安の2万8995円92銭と3営業日続落し安値引け。2万9000円割れは今月8日(終値2万8743円25銭)以来約2週間ぶり。東証1部の出来高は13億7129万株、売買代金は2兆8900億円。騰落銘柄数は値上がり391銘柄、値下がり1748銘柄、変わらず55銘柄。市場は、海外の地合いがよろしくなくさえない展開だ。業績・景気回復やワクチンへの期待などが一旦一巡し、材料的に行き詰まった感がある。ただ、売り材料視される米金利上昇は一時的と見ており、相場の上向きトレンドに変わりはないと強気のようだ。

23日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円台後半で推移している。午前中は日経平均株価が上昇するなか、国内輸入企業によるドル買い・円売りも加わって底堅く推移。一時108円90銭に接近した。ただ、米長期金利の上昇一服を背景にドル買いの勢いは鈍く、一巡後は失速。日経平均の伸び悩みも重しになり、ドル売り・円買いに傾いた。一方でドル売り材料も乏しく、後場は下げ渋った。

 

今日の個別はパナソニックだけが小幅に上げている。それ以外は三菱UFJが3%台、ホンダ、三菱重工、コマツが1%台、トヨタが小幅に下げた。昨日、自動車株が大きく下げたのはルネサスとか言う自動車用半導体メーカーで工場火災があったからのようだ、最近の車は電子部品の塊だからな。それにしても株価も下げるな。まあ実体経済を見ればこれでもまだ高値だろうが、‥(^。^)y-.。o○。

 

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