8日の日経平均株価は、米2月雇用統計の改善で前週末の米国株式が大幅反発した流れを受け、買い先行で始まったが、買いが続かず、徐々に軟化、米長期金利上昇に対する懸念も重しとなり、ナスダック先物や中国株も下げたことで後場は下げに転じ、売りが続いて、戻りも限定的で、前週末比121円07銭安の2万8743円25銭と3営業日続落。東証1部の出来高は15億1102万株、売買代金は2兆9862億円。騰落銘柄数は値上がり1211銘柄、値下がり889銘柄、変わらず94銘柄。市場は、米金利高止まりで上は買えない状況だ。米ナスダック先物が値を下げ、米ダウ先物も値を消し、連動した動きだ。週末にメジャーSQ(算出、来週16-17日にはFOMCを控え、警戒感が強まりつつあると市場の買い気の低下に注目のようだ。

8日の東京外国為替市場で、ドル・円は狭い範囲でもみ合った。朝方は108円50銭近辺まで上昇したが、利益確定目的のドル売りが上値を圧迫し、103円30銭近辺まで下落。日経平均株価の堅調推移を背景にドル買いが優勢となり、昼前に108円50銭近辺まで持ち直したが、日経平均がマイナス圏へ沈むなど軟化したことから、ドル・円は再び上値が重くなった。

 

週明けの個別は、様々、三菱UFJが2%台、ホンダが1%台、コマツが小幅に上げたが、三菱重工が1%台、トヨタとパナソニックが小幅に下げている。相場は徐々に値を下げているが、新型コロナ後期待から現実直視へと視点を変えつつあるんだろう。2万8千円を挟んだ攻防となりそうだがどうだろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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