5日の日経平均株価は、米長期金利の上昇で米株が下落した煽りを受けて売りが先行、時間外の米先物下落も重しとなり、下げ幅を拡大、前場終了時には600円以上も下げたが、米株先物や中国株などが持ち直したことや日銀のETF買い期待などで後場に入って大きく持ち直し、下げ幅を縮めたが、前日比65円79銭安の2万8864円32銭と続落。東証1部の出来高は14億3043万株、売買代金は3兆1752億円。騰落銘柄数は値上がり1352銘柄、値下がり753銘柄、変わらず89銘柄。市場は、後場の下げ幅縮小は米株先物に連動した面もあるが、日銀のETF買いが入ったと見られる。昨日に続く、今日前場の大幅安で買い戻しもそれなりに入っただろう。ただ、短期的には25日移動平均線が上値抵抗線として意識されるだろうとのことだ。
5日の東京外国為替市場でドル・円は、20年7月以来の1ドル=108円台に乗せた。前日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演し、足元の米長期金利上昇について「注意を惹いた」と語ったものの、市場の期待ほど金利上昇を抑制する発言ではなかったとして米長期金利が上昇したのを背景に、5日東京時間の朝方にドル・円は108円をタッチ。株式市場が始まり、日経平均株価の朝寄り安から下げ幅を広げるとともに、ドル・円は107円80銭近辺まで下押しした。午前中は107円台後半でもみ合ったが、午後に入り、黒田日銀総裁の国会答弁を受けて日本の長期金利が低下すると、日米金利差拡大を意識したドル買いが強まり、ドル・円は108円を上抜け、20年7月以来の1ドル=108円台に乗せとなった。15時現在、108円10銭となっている。
週末の個別は三菱UFJだけが小幅に下げただけでその他はすべて値を上げている。パナソニックが3%台と大幅に、ホンダ、三菱重工が1%台、トヨタ、コマツが小幅に上げた。日経平均はコロナ後期待の上昇から調整が入って徐々に値を下げつつあるようだ。新型コロナはまだしばらくは居座るだろうからコロナ後と言ってもまだしばらくは時間がかかるだろう。世の中のシステム自体も変わるかもしれない。日経平均の落ち着き先はは2万7千から2万8千程度だろうか。まああまり慌てずに様子を見るのがいいだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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