17日の日経平均株価は、昨日までの短期的な過熱感警戒から利益確定売りが先行、米長期金利上昇に米ハイテク株安も重しとなり、300円近く下げ、買いが入って下げ渋る場面もあったが、長続きはせず、安値圏で推移、後場も利益確定に押されて上値を押さえられ、前日比175円56銭安の3万292円19銭と3日ぶりに反落。東証1部の出来高は13億7152万株、売買代金は2兆7670億円。騰落銘柄数は値上がり1145銘柄、値下がり965銘柄、変わらず84銘柄。市場は、水準的には利益確定売りや短期筋の売りが出やすいが、一方で買えていない人も多く、押し目買い意欲は根強い。目先調整で相場が下がっても世界的にコロナウイルス感染症は収束の方向に向かっており、再び盛り返してくるだろうと新型コロナ後景気に期待のようだ。
17日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=105円台後半で推移している。上昇ピッチの速さも意識される中、日経平均株価の下落や米長期金利の上昇一服を受けてドル売りが先行。朝方は106円ちょうど近辺に接近すると買い戻されたが、国内輸出企業によるドル売り・円買いも観測され、午前11時前には106円を割り込んだ。ドルの先高期待は根強く、昼すぎには下げ渋る場面が見られたが、追加の手掛かり材料に乏しい中、利益確定目的のドル売りに押される格好となって下値を探った。
今日の個別は、トヨタだけが小幅に下げて引けている。トヨタ以外では、三菱重工が2%台、コマツが1%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に上昇している。このところ、株価が急上昇で3万円を超えたと大騒ぎだが、これも新型コロナ終息後を期待してのことだろう。そうなると実際に終息した後はさらに上げるという見方と材料出尽くしで下げるという見方が交錯しているが、コロナ後の経済回復とは言っても元に戻るだけなので株価は2万円台の後半で推移するのではないだろうか、‥(^。^)y-.。o○。
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