12日の日経平均株価は、ナスダックの高値を支えに買いが先行、順調に値を上げたが、直近4営業日続伸の短期的な過熱感から利益確定売りも入り易く、その後は下げに転じ、145円ほど下げた後にやや下げ渋って、前営業日比42円86銭安の2万9520円07銭と5営業日ぶりに反落。この日算出の日経平均先物ミニ・オプション2月限のSQ(特別清算指数)値は2万9718円77銭と高く、日経平均が同数値に一度も届かない「幻のSQ」となった。東証1部の出来高は13億4398万株、売買代金は3兆202億円。騰落銘柄数は値上がり1004銘柄、値下がり1107銘柄、変わらず82銘柄。市場は、週末でSQを通過し、新規材料も薄く様子見気分が強い。上では利益確定売りが出てくるが、下では押し目買いが入り、綱引き状態だ。ただ、SQ値が原資産(日経平均株価)よりもかなり上で決まり、今後上値抵抗線として意識されるとそろそろ天井との見方のようだ。

12日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=104円台後半でこう着した展開となっている。アジア各国・地域の多くが旧正月(春節)で休場となり市場参加者が限られる中、日経平均株価が終日マイナス圏で推移。一方、ドル・円は仲値決済に向けて一時国内輸出企業からのドル売り・円買いが出る場面もあったものの、前日の米30年国債の入札が低調だったことに起因する米長期金利の上昇を背景に、104円台後半の狭いレンジでこう着する展開が続いた。15時現在、104円86銭となっている。

 

週末の個別は上げ下げ様々、ホンダはバカ上げした反動で3%台の下落、三菱重工も1%台と下げている。上げ組はトヨタが3%台と珍しく大きく上げている。三菱UFJとコマツは2%台、パナソニックは小幅に上げて引けている。実体経済とかけ離れた株式相場だが、新型コロナ後を見据えた先取りだろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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