最近よく東京に出かけて行く。用事があったり、あるいは見物と言うこともある。散歩がてら、街中を歩いてみることもある。以前は新宿方面が多かったが、最近は品川、銀座、日本橋辺りが多い。東京と言うのはいつ行っても巨大な街だと思う。品川のインタシティも巨大都市型複合施設だし、高輪ゲートウエイには新しい複合施設が建設中だし、新橋は相変わらずおじさんの街だし、最近はコリドー街辺りは若者が多いそうだが、銀座も様々なブランド店がひしめいている。そして丸の内も以前は週末ゴーストタウンだったが、最近はやはりブランド店や都市型複合商業施設が林立しているし、日本橋も同様だ。

行くたびに田舎出のように高層ビルを見上げてしまう。日本橋から上野方向に行くとまたちょっと街の様子が変わってくるが、とにかく驚くほど巨大な街で横浜など足元にも及ばない。東京のGDPはバブル期は世界第7位ほどだったが、最近は16位だと言う。日本のGDPが横ばい状態なので相対的な順位は下がってはいるそうだが、一国と比較してこのレベルと言うことは立派ではある。そうしたハイテクタウンもあれば江戸をほうふつとさせる街並みもある。京都には敵わないが、日本の首都となって400年は伊達じゃないとは思う。

そんな中で銀座を走る車はなかなか壮観ではある。メルセデス、BMW、アウディ、ボルボなどはカローラ、ヤリスのようなもの、ポルシェもありふれている。フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、ロータス、ベントレーのクーペやコンバーチブル、アストンマーチン、何だか見たこともないヒラメのようなスポーツカー、そんなスーパーカーが目白押しであんなところに86GRなんか乗りつけたら電動アシスト自転車くらいなものだろうか。

生活が苦しいが合言葉のような日本ではあるが、金もあるところにはあるものだ。ある人にそんなことを話したら、「スーパーカーで買い物に来る必要がどこにあるんだ。それは車を見せびらかしに来ているんだ」と宣うた。そう言えば銀座の目抜き通りのブランド店の真ん前に車を止めて乗り降りしているからそうかもしれないが、あんなに乗降が厄介な車で買い物に来る必要もないだろう。それなりの落としの女性など乗り込むまでにえらい時間がかかっている。乗り降りの厄介さでは86もコペンも負けてはいないが、車の価格では完敗ではある。

まあ無理をして買おうと思えばメルセデスやBMW、レクサスクラスなら買えないこともないが、そこまで高級車に乗りたいとも思わないのは安上がりの貧乏人根性が染みついているんだろうか。スーパーカーを見るなら銀座に行くといい。銀座中央通り辺りで1時間も見ていれば様々モーターショーのようにスーパーカーが見られるだろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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