28日の日経平均株価は、米国の株安を受けて売りが先行、大きく下げた後は下げ渋る傾向を見せたが、後場に入ると米先物が下げたことからリスク回避の売りが強まり、下げ幅が500円を超えるなど不安定な動きで、前日比437円79銭安の2万8197円42銭と大幅反落して取引を終えた。TOPIXの浮動株比率見直しによるリバランス売買により、東証1部の出来高は21億3765万株、売買代金は4兆8334億円に膨らんだ。騰落銘柄数は値上がり912銘柄、値下がり1192銘柄、変わらず85銘柄だった。市場は、今日の下げで一時心理的なフシ目の2万8000円を割り込み、目先的には調整が入った格好だが、手がかり材料に乏しいことから出直りには時間が要することも想定されると相場の高騰傾向は一段落のようだ。
28日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル買い・円売り優勢の展開となった。朝方、1ドル=104円15銭近辺だったドル・円は仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り103円30銭台まで上伸した。その後も日経平均株価を始め世界的な株安が進む中でリスク回避・流動性志向のドル買いが優勢。ドル・円は一時103円37銭まで上値を伸ばしたもののそこからは上値が重く株式市場の大引けが近づくにつれ、米10-12月期GDP(国内総生産)速報値の発表が控えていることもあり、次第に様子見ムードとなった。15時現在、104円23銭となっている。
今日の個別は三菱UFJが変わらずの他はすべて下げている。新型コロナワクチン貯蔵庫景気で大きく上げていたパナソニックは4%台の下げ、トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツは1%台でさほどの下げではなかった。相場もあまり理由なく高騰してきたようだがこの辺で調整に入ったんだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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