22日の日経平均株価は、高値警戒感から売りが先行で始まり、英タイムズ紙が、「日本政府は新型コロナウイルスのため東京五輪を中止せざるを得ない」と非公式に結論付けたと報じたことも重しになり、一巡後は買いも入ったが、大引けにかけて上値が重く、前日比125円41銭安の2万8631円45銭と反落。東証1部の出来高は12億1752万株、売買代金は2兆3734億円。騰落銘柄数は値上がり694銘柄、値下がり1416銘柄、変わらず80銘柄。市場は、利益確定売りの一方で下がれば買いが入ってくる。もっとも4週連続の陽線で過熱感は否めず、日柄調整があってもよい。来週は決算が本格化し、全体もみ合いで個別株物色を強めて来るだろうと優良企業物色の傾向と言う。

22日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=103円台半ばで小動きとなった。21日、日銀金融政策決定会合およびECB(欧州中央銀行)理事会ではそれぞれ市場予想通り大規模金融緩和の継続を決定。20日に行われたバイデン米大統領の就任式も厳戒態勢の中で無事終了となったこともあり、22日東京時間のドル・円は、目先の政治経済のビッグイベントが無事通過し、材料難に。仲値決済に向けては1ドル=103円60銭台まで上値を伸ばす場面もあったが、その後は上値が重くなった。ドル・円は株式市場大引け間際まで、103円50銭を挟む値幅15銭にも満たない小動きだった。15時現在、103円58銭となっている。

 

週末の個別はパナソニックだけが3%台と大きく上げている。新型コロナワクチン保管庫開発の件だろうか。それ以外は三菱重工が2%台、トヨタ、ホンダ、コマツが1%台、三菱UFJだけが小幅に下げて引けている。米国の新大統領就任式も終わってあとの材料は新型コロナ対策だろうか、‥(^。^)y-.。o○。

 

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