14日の日経平均株価は、内閣府が発表した11月機械受注統計で船舶・電力を除く民需が予想に反して増加となったことを好感、バイデン次期米政権の経済対策期待で米株価指数先物が上昇したこともあり、買いが優勢、後場に入って今日の最高値を付けるが、先物にまとまった売りが出て急ピッチな上昇に警戒感が生まれ、上げ幅を縮小、前日比241円67銭高の2万8698円26銭と5日続伸し、連日で昨年来高値を更新して取引を終えた。東証1部の出来高は14億1374万株、売買代金は3兆2420億円。騰落銘柄数は値上がり1000銘柄、値下がり1090銘柄、変わらず98銘柄だった。市場は、過熱感が警戒されるが、相場の地合いは悪くなく、上昇が継続するには売買代金が膨らむことも必要と見られると株価上昇には好感しているようだ。
14日の東京外国為替市場でドル・円は、ドル買い・円売り優勢の展開となった。午前中半ばまでドル・円は1ドル=103円80銭近辺で底堅く推移。その後、バイデン次期米大統領がきょう発表する追加経済対策が2兆ドル規模になると米経済メディアCNNが報じると、国債増発観測から米長期金利が上昇。日米金利差拡大への早期からドル買い・円売りが強まり、ドル・円は一時104円20銭近辺まで急伸した。ただ、午後に入り、日経平均株価が伸び悩むとともにドル・円はやや軟化。米国時間にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言機会が予定されていることもあり、ドル・円は次第に様子見ムードとなった。15時現在、103円98銭となっている。
日系平均は上げているが、個別ではなかなか渋い。今日は三菱UFJが1%台、トヨタが小幅に上げただけでホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックはすべて小幅に下げている。この先は新型コロナ感染症をどこまで抑え込めるかが勝負でこれがうまくいかないと経済回復期待が逆に振れて日経平均が大きく下げる可能性もあるだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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