菅義偉首相が10日、NHK「日曜討論」(日曜・午前9時)にスタジオ生出演した。大阪、京都、兵庫の3府県知事が9日に西村康稔経済再生担当相とオンラインで会談し、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を要請した。スタジオでは、こうした要請に関し伊藤雅之キャスターが「関西の大阪、兵庫、京都の知事も緊急事態宣言を出すようにと、検討してくれというふうに要請をされていますけど、関西の状況を現状、どうご覧になっていて緊急事態宣言を、どう検討されていきますか」と質問した。

菅首相は「私にも、緊迫した状況であるともちろん承知しています」と述べた。その上で宣言の発出に「昨日、分科会がありまして、分科会の先生方は、もうしばらく様子をみて分析をしたいという方向だったようです。いずれにしろ必要であればすぐ対応できるような準備はしておりますので、もう数日の状況を見る必要があるということでしたので、そこはそのように考えています」と述べていた。

 

菅首相、大阪などの緊急事態宣言は「分科会の先生方はしばらく様子みて分析したい方向」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

この人はもしかしたら総理大臣には向いていないんじゃないだろうか。政界内の事務処理には多分才能があるんだろうけど外に向いて問題を処理する能力についてはどうも疑問符がついてしまう。確かに経済と新型コロナ感染防止の綱引きと言うかバランスは難しいものがあるが、最優先事項はまず感染拡大を抑え込むこと、そして国民に安心感を与えること、この2つだろう。そうであるなら緊急事態宣言は全国規模で宣言して政府として感染を抑え込む姿勢を見せて国民に安心感を与えることだろう。いろいろ事情もあるんだろうけど優先順位を間違えると痛い目に遭う。総理大臣は外、つまり国民に向けたパフォーマンスができないと支持を集めることができない。支持が集まらないと選挙に勝てない。内向けの事務処理ももちろん大事なんだろうけど外に向けたパフォーマンスができないと政権は維持できない、‥(^。^)y-.。o○。

 

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