8日の日経平均株価は、米国の大型経済対策期待で米株が上げたことから買いが先行、その後も上げ幅を拡大、東京の新型コロナ感染者連日2千人超も反応が薄く、先物を交えて買いが続き、前日比648円90銭高の2万8139円03銭と大幅続伸し、高値で引けた。心理的なフシ目となる2万8000円を回復し、1990年8月8日(終値2万8509円14銭)以来30年5カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は13億8916万株、売買代金は3兆1190億円。騰落銘柄数は値上がり1725銘柄、値下がり384銘柄、変わらず77銘柄。市場は、過剰流動性をバックに海外投資家の買いが流入している模様だ。上昇トレンドに乗っているが、どこまで続くかは不透明だ。ただ、相当いい所まで来ており、新規参戦は怖いというのが本音だと実体経済と乖離している株高に警戒のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は、一時20年12月15日以来の1ドル=104円ちょうどまで再浮上したものの、その後の上値は重たかった。今日朝方103円75銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り高を背景に一時104円ちょうどまで上伸する場面があった。また、米民主党が次期政権と上下両院の過半数を握る「ブルーウエーブ」を実現。大規模な経済対策のための国債増発観測から米長期金利が上昇したことがドル・円をサポートした。ただ、104円乗せを果たしてからのドル・円は上値が重く、米国時間に米20年12月雇用統計の発表を控えていることもあり、次第に軟化した。15時現在、103円90銭となっている。
週末の個別は日系平均大幅高の割には控えめでトヨタ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台、ホンダと三菱重工が小幅に上げて引けている。このところ株価が上げているが、新型コロナ感染者は激増しており、終息の気配は見えない。そんな状況で株価が上げるのはワクチン接種が始まれば収まるだろうという思惑だろうが、ワクチンがどの程度効果を示すかも未知数だ。ワクチンもそうだが治療薬の開発も進めればいいと思うが、これも難しいんだろう。何しろ人間が撲滅したウイルスは天然痘だけというから楽観は禁物だろう。交通機関を利用して買い物に出かけたり街中を歩いたりするのはさして問題はないが、他人との接触は厳禁、特に飲み会宴会、そして長時間の食事なども現に控えるべきだろう。そして外出から戻ったら手洗いとうがい、衣類もこまめに洗濯を、‥(^。^)y-.。o○。
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