2日の日経平均株価は、新型コロナワクチン実用化への期待で1日の欧米株が上昇したことで買いが先行したが、その後利益確定売りに押し戻され、下げに転じ、プラス圏に持ち直す場面もあったが、米株先物安で再度軟化、終盤に持ち直してプラス圏に戻したが、前日比13円44銭高の2万6800円98銭と小幅続伸。上下動を繰り返し方向感に欠ける展開となった。東証1部の出来高は14億2881万株、売買代金は3兆726億円。騰落銘柄数は値上がり1158銘柄、値下がり934銘柄、変わらず85銘柄。市場は、時間外の米株先物が下げている割には日本株はしっかりだ。新型コロナワクチンへの期待が強く感染者が増えても大きな問題にならず、先高観を意識させる。目先は過熱感以外に悪材料は見当たらないようだと市場模様に好感のようだ。

2日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=104円台半ばでしっかり。午前中はドル、円ともに売られ、ユーロ・ドル、ユーロ・円ともに上昇。ユーロ・円は9月以来の高値を、ユーロ・ドルに至っては18年5月以来の高値を付けた。その後、対ドルで利益確定目的のユーロ売りが出てドルが買われるとユーロ・ドルは軟化したが、ユーロ・円に目立った動きは見られず、ドルは円に対しても買われ、ドル・円は底堅く推移した。

 

今日の個別の状況はどうかと言うと日経平均が何とかプラス圏を保った割にはできが良かった。何時ものように上下動が大きいホンダが5%台、三菱重工が3%台の後半、コマツが2%台、三菱UFJとパナソニックが1%台、列外はトヨタで小幅だった。株の配当がぼつぼつ来ているが、今年はダメかと思ったらそれほどでもない。ただ三菱重工だけはダメだろう。でもこの会社は明日の日本には絶対に必要な会社なんだから頑張れ、三菱重工、‥(^。^)y-.。o○。

 

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