12月1日の日経平均株価は、米株先物の上昇を受けて買いが先行、米モデルナが新型コロナワクチンの緊急使用許可を申請したと報じられ、早期実用化への期待が後押しし、中国株の堅調も買いに拍車をかけ、後場ではやや伸び悩む場面もあったが、総じて堅調で、前日比353円92銭高の2万6787円54銭と大幅反発。終値ベースで再びバブル崩壊後の高値を更新した。東証1部の出来高は13億3122万株、売買代金は2兆8191億円。騰落銘柄数は値上がり1526銘柄、値下がり577銘柄、変わらず74銘柄。


1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=104円台半ばで推移している。円もドルも安全通貨として売り買いが交錯する中、序盤はリスクオンのドル売りがドル・円の上値を抑えたが、後場に日経平均株価が上げ幅を拡大するとリスクオンの円売りが強まり、ドル・円は強含んだ。パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見ムードが広がり、ドル買い・円売り一服後は方向感が乏しくなった。

 

今日の個別は総じて堅調、三菱重工、コマツ、パナソニックが2%台の伸びを示した。三菱重工などはもっと買われてもいいと思うのだが、スペースジェットの開発遅延が足を引っ張っているのだろう。ホンダはほぼ1%の伸び、トヨタと三菱UFJは小幅だった。このところ株価は上がり続けてはいるが、実体経済とはやや隔離があるだろう。投資家の期待値が株価を押し上げていると言うことは何かの拍子にがっくり来ることもあり得ると言うことか、‥(^。^)y-.。o○。

 

日本ブログ村へ(↓)