25日の日経平均株価は、米新政権への移行が始まり、米株が上昇、買い優勢で始まり、米株先物高もこれを後押し、高値を付けたが、一巡後は利益確定が入り、上げ幅を縮小、後場入り後、「東京都、飲食店に午後10時までの時短要請を決定」とのニュースが流れ、一時2万6258円35銭(前日比92円76銭高)まで押し戻され、引けにかけて上値も重く、前日比131円27銭高の2万6296円86銭と続伸。連日でバブル崩壊後の高値を更新した。東証1部の出来高は15億4946万株、売買代金は3兆1507億円。騰落銘柄数は値上がり771銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず89銘柄。市場は、都の時短要請は分かっていた話であり、売り方の言い訳になったにすぎない。水準的には利益確定売りが出ても不思議ではない。ただ、需給は良好であり、それを打ち崩すだけの悪材料は今のところ見当たらないと市場動向に好感のようだ。
25日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=104円台半ばで推移している。最近のドルは円とともに安全資産として売られやすい傾向にあり、ドル・円の方向感は定まらなかった。午前中は日経平均株価の上昇などを好感してドル買い・円売りがやや優勢となったが積極的な動きはみられず、午前11時すぎに104円60銭近辺まで上昇したあとは日経平均の伸び悩みもあって上げ幅を縮小。ただ、午後は104円40銭近辺まで下落したあと下げ止まるなど、下値も限定的だった。
今日の個別はトヨタが1%台、ホンダと三菱重工が小幅下落、一方でコマツとパナソニックは2%台の上げ、三菱UFJも小幅に上げた。このところ、日経平均が上昇しているのはいいことだが、何か実態がないようにも思える。そうであればまた何かあればがっくりと落ちることになる。まあ相場は投資家の心理だからそれはそれでもいいのかもしれない、‥(^。^)y-.。o○。
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