10日の日経平均株価は、新型コロナウイルスワクチンの実用化期待から欧米株が高騰、買いが先行で始まったが、急な高騰に警戒感もあり、利益確定にも押され、マイナスに転じる場面もあったが、最後はやや限定的ながら切り返して、前日比65円75銭高の2万4905円59銭と6営業日続伸。3営業日連続でバブル崩壊後の高値を更新し、1991年11月5日(終値2万4950円86銭)以来の高値水準となった。東証1部の売買代金は4兆746億円と5月29日以来の4兆円突破で、出来高は20億6535万株。騰落銘柄数は値上がり1337銘柄、値下がり788銘柄、変わらず54銘柄。市場は、勢い良く上げてきただけに利食い売りが出てくる。ワクチン開発の進展が材料になったが、実際に使用できるかどうかは先の話。当面は落ち着きどころを探る展開と急騰にやや戸惑いがあるようだ。

10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=105円手前で推移している。新型コロナワクチンの開発進展報道を受けたリスクオンのドル買い・円売りにより朝方は105円台半ばで推移したが、急速な円安の進行で利益確定目的のドル売りが上値を圧迫。日経平均株価が大きく上昇して寄り付いた後に失速したことも嫌気され、ドル・円も上げ幅を縮小した。昼すぎには下げ止まったものの午後は105円ちょうどを挟んでもみ合った。

 

今日の個別はなかなかのものだった。三菱重工が6%台の上昇、三菱UFJも4%台、ホンダが3%台、コマツが2%台、トヨタとパナソニックが1%台だった。三菱重工どうしたんだろう。まあ上げることは結構なことではあるが、・・。それにしてもどうしてこうも急騰するんだろうか。状況は良くはなっていないと思うのだが、‥(^。^)y-.。o○。

 

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