5日の日経平均株価は、欧米株高を受けて買いが先行、米大統領選挙結果が不明な中、好調に推移、後場には先物にまとまった買いが入って一段高、円高もあまり影響を受けず、前日比410円05銭高の2万4105円28銭と大幅に3日続伸して取引を終了した。1月20日の年初来高値(2万4083円51銭)を約9カ月半ぶりに更新した。東証1部の出来高は13億4474万株、売買代金は2兆7052億円。騰落銘柄数は値上がり1543銘柄、値下がり574銘柄、変わらず62銘柄だった。市場は、日経平均株価が心理的なフシ目の2万4000円を突破したことで、投資家心理が好転したようだ。低金利のカネ余り状況は当面継続すると見られることから、調整を入れながらも堅調に推移しそうだと順調な経過に満足のようだ。
5日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=104円台前半を中心に小動きとなった。4日の米国時間では米大統領選挙の勝敗が決まらず、現職のトランプ大統領が郵便投票の無効を訴える法廷闘争も辞さぬ構えを見せたことなど、先行き不透明感が強まる展開となり、米長期金利が低下。5日東京時間もこの流れを受け、朝方、104円45銭近辺だったドル・円は、株式市場が始まってからも下押しし、一時104円20銭まで値を下げた。ただ、仲値決済に向けては事業会社の決済が集中しやすい5・10日(ごとおび)に当たることから国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、104円36銭まで値を戻した。その後は、米大統領選挙の結果を巡っては法廷闘争も視野に入るも為替市場では織り込みが進み、ドル・円は値幅20銭にも満たないレンジでの小動きが続いた。15時現在、104円30銭となっている。
相場が大きく上げた割には個別はさえない。トヨタとパナソニックが小幅に上げただけでコマツは4%台、ホンダ、三菱重工が1%台、三菱UFJは小幅な下げだった。個別がさえないのは米大統領選挙が先行き不透明で米国に政治空白と混乱が生じそうなことを嫌気したようだ、‥(^。^)y-.。o○。
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