16日の日経平均株価は、欧米株安を受けて売りが先行、その後、ファーストリテの株価上昇で上げに転じ、底堅く推移したが、後場に先物が売られて再度軟化、下げ幅を広げて、前日比96円60銭安の2万3410円63銭と続落。東証1部の出来高は9億1758万株、売買代金は1兆8586億円。騰落銘柄数は値上がり469銘柄、値下がり1632銘柄、変わらず77銘柄。市場は、後場の下げは何らかの材料に対する反応かどうかは分からないが、ポジション調整売りの可能性もある。日経平均はファーストリテの株高を支えに25日線を維持しているもののTOPIXは先行して同線を割り込んでおり、全体感ではよろしくない動きだとあまりさえないようだ。
16日の東京外国為替市場でドル・円は、小幅に値を下げる展開となった。英国・EU(欧州連合)の通商協議が難航し、ポンド・ドルの軟化がドル・円の上昇につながった前日の流れを受け、東京時間のドル・円はドル買い・円売り優勢で始まり一時1ドル=105円42銭まで値を伸ばしたが、仲値決済に向けては国内輸出企業からのドル売り・円買いが入り、ドル・円は軟化。午後に入り、日経平均株価がマイナス転換から下げ幅を広げるのにつれてドル・円は一時105円16銭まで下押ししたが、欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大の状況や英・EU(欧州連合)のFTA(自由貿易協定)の交渉の行方を見極めたいとする様子見ムードからその後の円買いは一服した。15時現在、105円25銭となっている。
週末の個別は、上げ下げまちまちだったが、いずれも小幅だった。ただトヨタだけが1%台半ばとやや売られたようだ。三菱UFJとコマツは小幅な下げ、一方でホンダ、三菱重工、パナソニックは小幅な上げだった。しかし、株価もほとんど米国頼みで国内材料と言うのはほとんど何もないなあ。この先大丈夫かいな、‥(^。^)y-.。o○。
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