今日は86GRを掃除した。2日間、時折小雨が降る中、長距離を走ったので結構汚れている。おまけに新名神でトリにでかいんこを落とされて右のヘッドランプに命中したが、それがあちこち飛び散っているのでその始末もしなければいけなかった。まあ流せば終わりではあるが、・・。いずれにしても車はきれいな方がいい。

昨日も書いたが、86GRの高速での直進安定性は抜群ではある。また風切り音も低いので速度が出ていることをあまり意識しないで走れる。アクセルを踏めば滑らかに前に出るので注意していないと速度が出過ぎてしまう。またいきなり車線変更する車やかっ飛んで来て前が詰まっているのに気が付いていきなりブレーキを踏まれた時などこっちもやむを得ずにブレーキを踏むが、これも滑らかに、しかし確実に制動力を発揮して非常に安定感がある。山坂道での足やステアリングの切れの良さは言うまでもない。

パワーも「ない、ない」と言うが、400馬力、500馬力がありふれるこの時代に2リッターNAで207馬力・21.6キロのパワーは平凡だが、NAのハイパワーの条件であるリッター100馬力を超えているし、結構鋭い加速はするので言うほど非力ではない。必要にして十分以上のパワーがある。車の価格=パワーと言う風潮があるが、今回86GRで長距離を走ってみて「車の価値は単にパワーだけじゃない」とつくづく思い知らされた。

86GRと言う車、車両価格460万、消費税込みで506万の価値は十分ある。あの車、ちょっと近所のスーパーにお買い物などに使う車ではない。もっともそう言う用途に使うこともあるが、基本はサーキットを走るために作られた車だろう。86GRは高速になるとぴたりと路面に吸い付いたように安定して走るが、フロントやサイド、そしてリアのデフューザーなどが単なるスポーツカーらしく見せる飾りではなくきちんと風洞実験や走行試験をしてしっかりと機能することを確認して装着しているんだろう。あの姿は伊達じゃない。

それでもその辺を走ってスーパーの駐車場に停めたりするには前後のエアロがかなり邪魔で気を使うが、・・。そしてお気に入りのレカロシートも秀逸、長時間座っていても疲れない。車もいろいろ、上には上があるんだろうけど、86GRと言う車、考え抜かれて走るために作られた車と言ってもいいだろう。本当に舌を巻くような走りをする車ではある、‥(^。^)y-.。o○。

 

日本ブログ村へ(↓)

 

https://novel.blogmura.com/novel_long/