1日の日経平均先物は、前日比130円高の2万3310円と反発して取引を終了した。東京証券取引所のシステム障害により、現物株の売買が終日停止となり、現物株との裁定取引ができないことなどから出来高は9月30日の7万2923枚から5万3599枚に減少した。時間外取引での米株価指数先物の上昇が支えとなり、しっかりした状況が続いた。ただ、午後2時33分には、前日比30円高の2万3210円まで上げ幅を縮小する場面もみられるなど、上値を追う動きは限られた。東京証券取引所は午後2時40分すぎ、今回の障害について、ハードウェアの障害および障害の起こった機器からバックアップへの切り替わりが正常に行われなかったことが原因とすコメントを発表。また、明日2日の売買については、正常な売買ができるよう対応を行うとしたことから、上げ幅を取り戻す格好となった。市場は、明日の現物株売買に支障はなさそうとして、やや警戒感が後退したようだとシステム障害解消で安堵のようだ。
1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=105円台前半から半ばで方向感のない推移となった。朝方、東京証券取引所でシステムトラブルが発生し、全銘柄が取引停止。復旧のメドが立たず、終日売買停止となった。現物取引が全休状態となり大きな売買材料を欠く中、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、ドル・円は105円55銭まで上値を伸ばした。仲値通過後は日経平均株価先物の軟化に歩調を合わせる形でドル・円は105円38銭まで下押ししたが、株価先物が下げ渋ると、ドル・円は切り返した。ただ、全般には小動きであり、ドル・円はレンジ20銭内にとどまった。15時現在、105円50銭となっている。為替レートは、ドル・円が1ドル=105円50銭前後(9月30日終値は105円61-62銭)で朝方から小動きが続く。
東証のシステムがバグってバックアップシステムに切り替えようとしたところ、そっちも機器の故障でバグったとか。デジタル化社会もいいが、サブシステムやバックアップシステムをしっかり確立しておかないとメインがバグったときはとんでもないことになる。陸自の74式戦車は射撃統制装置はアナログコンピュータで射撃の修正が人間の目で「ちょい右」とか「ちょい下」と言った具合に照準を修正できるが、90式は人間の介在の余地が全くなく、その辺りが不便なことがあるとか言う話を聞いたことがある。人間の介在の余地のないデジタルシステムではよほどフェイルセーフを徹底しないととんでもないことになりかねない、‥(^。^)y-.。o○。
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