2020ルマン24Hはトヨタの1-3フィニッシュ、3連覇達成で終了した。7号車が12時間ほどでタービン過給機にトラブルが生じ、これを交換して30分をロスして4位に転落したが、終盤に何とか挽回して3位でフィニッシュしたのは立派、本当は1-2フィニッシュを狙ったんだろうけど24時間をノートラブルで走り切るのはなかなか難しい。まあ結果としては上出来だろう。
ところでGRヤリスが販売されて大騒ぎではある。RZ“High performance”で価格は456万(税込み)で86GRよりも50万も安い。安全補助装置などのオプションをつけると500万ほどと言うが、86GRってそんなに高いのかな。ブレーキや足回りで120万、シートで40万、エアロ・排気系・インパネなどで40万とか言うが、86GTリミテッドで345万、それに200万ほどの装備を付けて460万で売っても儲からないだろう。まあ元々付いてついている装備と差し引きでもう少し安くはなるんだろうけど、・・。
ある車雑誌には今後いろいろな車種のGRMNが出るとか言う記事があった。でもあの手の車は100台限定で作っても多分持ち出しだろう。だからこれと言った理由もなくGRMNなどを乱発することはあり得ない。レースに絡めてトヨタのイメージアップを図れるなら少しくらい損をしてもやるだろうけど何もないのにカローラスポーツだのカローラツーリングだのC-HRだののGRMNなんて出るはずもない。
ヤリスはWRCの規定を満たすため、スープラは23年ころにGRMNが出るそうだが、これはスーパーGTと絡めての話だろう。25年にはBMWとの契約が切れるので現行のスープラは絶版となるらしい。その後はどうするんだろうか。ミッドシップの1千万クラスのスポーツカーなんて話もあるが、それが後継だろうか。でもスポーツカーって最近は金ばかりかかって儲からない代表格のような商品だからなあ。
86も来春に新型が出るそうだ。でも現行型の焼き直しに2.4リッターエンジンを載せたものらしいが、これも86はレースに関連がないので何となくスポーツカーと言うよりも米国で言うセクレタリーカーと言った類のものになりそうだ。最初に86を出した時の軽量軽快なスポーツカーを作ると言う初心が薄れて売れる車を作ろうと欲を出すと失敗する。
でも今の86GRはSAやPAなどに止めておくと何となく他の車とは違うオーラのようなものを放っている。あのスタイルはちょっとした異彩を放っている。動力性能的には過給しているヤリスやシビックタイプRなどには敵わないだろうけど、何しろ過給機付きは排気量×1.7だからヤリスで2.7リッター、シビックになると3.4リッターのNAと同じと言うことになる。確かにパワーのある車は楽しいが、86GRだってそこそこのパワーはある。それに何と言っても滑らかな走りとあのスタイル、セミノッチバックでボディの曲線がとてもきれいだ。何ともセクシーではある。
ヤリスは走る機械としては性能はいいのかもしれないが、あれってあまりセクシーではない。スープラも、・・うーん、・・ではある。まあこれも主観ではあるが、・・。今日は遠出しようかと出かけたが、幹線道路は行楽渋滞、街中は買い物渋滞でとんでもない目に遭った。燃費も最悪のリッター10.4キロだった。今度86GRで越前剣神社まで行って来ようかと思っているが、車って長い時間乗っていると眠くなるんだよな、バイクと違って。バイクの方が小さくて感覚的には身軽な感じがする。それでバイクでばかり遠出するのだが、86GRなら遠出もいいんじゃないかと思う今日この頃ではある、‥(^。^)y-.。o○。
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