麻生太郎副総理兼財務相が20日、80歳になった。第2次安倍晋三政権では屋台骨として安倍氏を支え、菅義偉(すが・よしひで)新政権になっても引き続き要職を担う。自民党第2派閥の麻生派(志公会、54人)を率いて精力的に活動し、傘寿を迎えても存在感は高まるばかりだ。

「新型コロナウイルスに限らず、われわれを取り巻く環境はいろいろな問題を抱えている。非常時には必ず一致団結して立ち向かう。その決意を腹に構え、事に臨むことを期待する」

菅政権発足後初めて、17日に東京都内で開かれた麻生派の会合で麻生氏はメンバーに結束を呼びかけた。平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、務め続けた副総理兼財務相の要職を菅政権でも担い、新型コロナが直撃した経済の立て直しを主導する。新政権の焦点である衆院解散・総選挙の時期について、今月13日に新潟県で行った講演で「下手したらすぐかもしれない」と述べ、与野党の注意を引き付けた。

「義理と人情とやせ我慢」。衆院議長や党副総裁を務めた大野伴睦も用いた言葉を好む。総裁選で敗れた際に人事面で冷遇されることもあったが、麻生派幹部は「麻生氏は“冷や飯”でもどうおいしく食べるかということを考え、楽しくやってきた」と笑う。

第92代首相で、祖父は吉田茂元首相、高祖父は大久保利通。記者会見でのぶっきらぼうな対応はたびたび批判を招くが、至近距離で接した人をとりこにする「半径2メートルの男」の異名も持つ。豪快に笑い、人の話に真剣に耳を傾ける姿を知る側近は「麻生氏が3歩以内に近づくと、周囲が明るくなる」と評する。

憲法改正など国家観を共有する安倍氏の信頼も厚かった。9日に都内の通信制高校で開かれた特別授業では、退陣直前の世論調査で安倍内閣の支持率が上昇したことを紹介。「不人気な政策(消費税増税)を2回もやって、このような形で終われることは政治家としては極めて恵まれた結果だ」と盟友をねぎらった。新政権でも「内閣の要、党の要」(菅首相)と期待を寄せられており、副総理と財務相の戦後歴代1位の在任記録をまだまだ更新しそうだ。(今仲信博)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec6a4c4d9d8d58940f1373ec687e1493e61ce7ef

 

口には問題があるが、政治感覚は超一流だろう。2009年は身種等に政権を奪われたが、これは民主党に負けたと言うよりはマスコミに引きずり降ろされたと言う方が当たっているだろう。安倍内閣にしても長期政権になったのはこの人物がいたことが理由の一つではある。もうそれなりのお年ではあるが、菅内閣でもご意見番として君臨するのだろうが、いぶし銀の政治を是非見せてほしい。それからあのぶっきらぼうな物言いもぜひ披露していただきたい。期待している、‥(^。^)y-.。o○。

 

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