4日の日経平均株価は、米株の急落で売り優勢で始まり、木曜の日経平均が新型コロナウイルスの感染拡大で急落する前の水準(2月21日終値2万3386円74銭)を回復していたことで利益確定売りが出やすく、360円以上も下げ、一巡後は何とか踏みとどまったが、戻りは鈍く、中国株安、週末要因、米国で8月雇用統計の発表や3連休を控えていることもあり、見送り気分が強まり、前日比260円10銭安の2万3205円43銭と3日ぶりに大幅反落。東証1部の出来高は10億7480万株、売買代金は1兆8713億円。騰落銘柄数は値上がり617銘柄、値下がり1457銘柄、変わらず97銘柄。市場は、日経平均2万3000円割れの悲観的な見方もあったが、余裕で大台をキープしている。ただ、昨日の米国株安が一時的な現象かどうかが気になる。米国ではレーバーデー(7日)明けに外国人投資家が本格的に動くと見られ、どう相場に臨むかを見極める必要があるだろうと先行きが読みにくいようだ。

4日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=106円前半で小動きとなっている。朝方、1ドル=106円05銭近辺だったドル・円は、事業会社の決済が集中しやすい実質の5・10日だったこともあり、仲値決済に向けては上方向に20銭程度の値幅で往って来い。国内輸入・輸出企業のドル需給は拮抗していた。その後は日経平均株価が売り優勢で推移するのを背景に、ドル・円は小幅なもみ合いが続いた。米8月雇用統計の発表を控え、ドル、円ともにポジションを一方に傾けにくいこう着した状態が続いている。15時現在、106円16銭となっている。

 

日経平均は大きく下げたが、個別はそうでもない。上げ下げの大きいホンダが2%台、トヨタ、三菱UFJ、コマツが小幅に上げている。三菱重工、パナソニックは小幅に下げているが、下げ幅は小さい。米国は金融緩和政策が続く限り企業はこれに乗らざるを得ず、株価と実体経済がかけ離れやすく、株価が急落し易いそうだが、米国が下げると日経平均も下げるので注意が必要だろう、‥(^。^)y-.。o○。

 

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