28日の日経平均株価は、27日のパウエルFRB議長の講演でゼロ金利政策が長期化するとの見方からNYダウが上昇し、円安・ドル高も支えとなり、買いが先行、後場直後には300円以上も上げたが、安倍総理辞任の報道に先物が売られて急落、戻りも鈍く。前日比326円21銭安の2万2882円65銭と大幅に3日続落。東証1部の出来高は16億6610万株、売買代金は2兆8251億円。騰落銘柄数は値上がり568銘柄、値下がり1543銘柄、変わらず58銘柄。市場からは「安倍首相の辞任報道で先物売りが加速した。売り一巡後はとりあえず下げ止まっているが、どこで落ち着くかは分からない。プラス材料でないのは確かであり、外国人投資家がどう判断するかだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

28日の東京外国為替市場でドル・円は、午後に入り急落した。朝方、1ドル=106円60銭近辺だったドル・円は、FRBが前日に目標物価上昇率の2%を一時的に超えることについては容認する新たな政策方針を発表し米長期金利が上昇した流れを受け継ぎ、ドル買い・円売り優勢で推移。一時106円94銭まで上値を伸ばした。ただ、午後に入り、安倍首相が持病の悪化を理由に首相を辞任する意向を固めたと伝わると、日経平均株価が大幅反落し、これにツレてドル・円も急落、一時106円09銭まで下押しした。その後はドルの買い戻しも入ったが、ドル・円の戻りは限られ、17時の安倍首相会見を前に下押し圧力は強い。15時現在、106円27銭となっている。

 

安倍総理の辞任で大きく値を崩した日経平均だが、個別でマイナスはトヨタだけでそれも小幅、三菱UFJは2%台、ホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックは小幅な上昇だった。総理辞任は一大事だが、代わりはいくらでもいるしなあ。ただ、8年も政権を維持すると言うのはなかなか今の日本では大変なことで評価はいろいろあるだろうけどそれなりに頑張って来たんだろうし、政治力もあったんだろう。後任は誰になるかな、‥(^。^)y-.。o○。

 

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