12日の日経平均株価は、米株式が弱含んで売りが先行したが、円安や米先物高もあって上げに転じたが、再度マイナス圏に入った後に持ち直し、後場は戻り歩調、大引けにかけて上値が重くなったが、前日比93円72銭高の2万2843円96銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同19.57ポイント高の1605.53ポイントと続伸し、6月10日(終値は1624.71ポイント)以来の1600ポイント乗せとなった。東証1部の出来高は14億9113万株、売買代金は2兆5602億円。騰落銘柄数は値上がり1641銘柄、値下がり472銘柄、変わらず60銘柄。市場は、ハイテク系の上値が重くなり、バリュー(割安)株買いが強まり、リターン・リバーサル(逆張り)的な感じだ。ただ、買い戻しが主体なら長続きしそうにないと先行きは不透明のようだ。
12日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=106円後半を中心に堅調な動きを見せている。朝方、106円45銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り高とともに上昇、仲値決済に向けては国内輸出企業からのドル売り・円買いが出る場面もあったが、その後は一時マイナス圏に沈んだ日経平均株価が再びプラス転換するとともにドル・円は下値を切り上げる展開となった。ロシア政府が新型コロナウイルスのワクチンを承認したと明らかにし、ワクチンの早期普及で世界的に経済活動が正常化に向かうペースが早まるとの期待からドルを買って円を売る動きが強まり、ドル・円は午後に入り一時106円79銭まで上値を伸ばした。15時現在、106円70銭となっている。
今日の個別はどれもよく値を伸ばした。三菱重工は3%近く、三菱UFJとコマツも2%台、パナソニックは2%近く上げ、トヨタ、ホンダも1%台と値を伸ばした。日経平均はやや上値が重かったようだが、手持ちの個別はなかなかいい調子のようだ。しかし、当面は新型コロナ肺炎の終息状況が明らかにならないと安定しないだろう。その新型コロナ肺炎の先行きはまだまだ見通せない、‥(^。^)y-.。o○。
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