防衛省は7日、米軍機の訓練候補地である馬毛島(鹿児島県)の整備計画を公表した。滑走路を2本つくり、事実上空母化される予定の護衛艦「いずも」の艦載機や、自衛隊のオスプレイの訓練も行う可能性がある、としている。工期は約4年と示したが、着工や訓練開始の時期は明示しなかった。山本朋広副大臣がこの日、同県を訪れ、地元首長らに説明して理解を求めた。
整備計画によると、島全域を「自衛隊馬毛島基地」として整備し、年間を通じ様々な自衛隊の訓練に使用する。維持管理などのため基地で常勤となる隊員は150~200人で、官舎は約12キロ離れた種子島に設ける。滑走路は2450メートルと1830メートルの2本を整備し、管制施設や警備のための武器や火薬庫も置く。
米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)は、年に1、2回、それぞれ10日間ほど実施される見通しで、飛行経路は種子島上空にはかからない。騒音の影響は今後、環境影響評価(環境アセスメント)により把握して対策をとる、としている。
自衛隊の訓練では、既存の戦闘機の離着陸や、護衛艦「いずも」に艦載予定の新しい戦闘機の模擬発着艦が行われる可能性がある。そのほか、陸自のオスプレイや、空自の地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」の訓練も想定されている。(朝日新聞社)
https://news.yahoo.co.jp/articles/793c266c93902c92c35b4e6706943c22c20d4b71
馬毛島の航空基地整備は急を要する。ここに航空基地があるとないでは南西諸島防衛に天と地ほどの差が生じる。空自那覇基地が攻撃を受けて使用不能になれば南西諸島の制空権は中国側に奪われるが、ここに基地があれば補給や予備兵力の後置などに大きな役割を果たす。防衛線が何重にも構築されれば中国も手が出し難くなる。防衛力と言うのは攻撃されたらこれを撃退する力ではない。相手の侵攻意図を事前に阻止するためのもので敵が攻撃をあきらめてくれればそれでいい。それが軍事力の本質なんだそうだ。そう言った帝国海軍の提督がいた、‥(^。^)y-.。o○。
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