7日の日経平均株価は、米株高を背景に買いが先行したが、半導体関連や業績悪化株が売られて下げに転じ、さらにトランプ米大統領が中国の動画投稿アプリなどに関わる取引を45日後に禁じる大統領令に署名したことから米中関係悪化懸念から一段安、後場では中国株も下げてさらに値を下げ、大引けにはやや下げ渋るも、前日比88円21銭安の2万2329円94銭と3日続落。東証1部の出来高は11億8938万株、売買代金は2兆2781億円。騰落銘柄数は値上がり908銘柄、値下がり1183銘柄、変わらず82銘柄。市場は、米中問題でズルズルと下げなかったが、朝方は米国株高に素直に反応できない状態だった。3連休控えもあろうが、決算への警戒や新型コロナ感染者数の増加懸念、円高などマイナス面が重なっているのだろうとさえない。
7日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=105円半ばを中心に狭いレンジでもみ合った。朝方、105円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り安を受け、やや下押ししたが、仲値決済に向けては国内輸入企業からのドル買い・円売りが入った。その後もドル・円は値幅20銭に満たないレンジでのもみ合いが続いた。株式市場が3連休を前に利益確定売りが出ていることや今日米国時間に米7月雇用統計の発表を控えていることなどを背景に為替市場は様子見ムードが広がっている。15時現在、105円49銭となっている。
週末の個別はトヨタ、三菱重工が1%台、三菱UFJが小幅に上げたが、ホンダは3%台、コマツとパナソニックは1%台の下でよろしくない。これは業績にかかるものだろう。新型コロナ肺炎の世界的な流行や米中関係の悪化で先が見通せない状況でやはり日ごとの材料によって株価は上下するだろう。まあここはじっくり構えるよりほかにはなさそうだ、‥(^。^)y-.。o○。
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