20日の日経平均株価は、米株の上昇で買いが先行、その後は米株先物が下げたことから売られて下げに転じ、後場に入って中国株の上昇と日銀のETF買い期待で買いが見られて小高い水準まで回復、前週末比21円06銭高の2万2717円48銭と3営業日ぶりに小反発。東証1部の出来高は9億1893万株、売買代金は1兆6776億円。騰落銘柄数は値上がり1320銘柄、値下がり771銘柄、変わらず80銘柄。市場からは、後場入りの切り返しは日銀ETF買いといっても不思議ではないが、基本的には方向感がない。決算や4連休を控えて見送り状態であり、明日もこんな調子だろうと先行き期待薄のようだ。
20日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台前半で推移している。朝方は107円ちょうど前後で推移していたが、事業会社の決済が集中しやすい「5・10日」ということもあり、午前10時の中値決済に向けて国内輸入企業のドル売り・円買いが観測され、ドル・円は107円50銭近辺まで上昇した。新型コロナウイルスの感染が拡大していることもあり、日経平均株価の軟化を受けて上げ幅をやや縮小したが、流動性確保を目的としたドル買いもあってドル・円は売り買いがきっ抗し、こう着感を強めた。
今日の個別は、三菱重工とコマツの機械業が1%台と値を上げている。しかしながらトヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは小幅に下げて引けている。確かにこれと言った材料もなく新型コロナ肺炎感染症の感染者数に右往左往する状況ではこの先もこれと言った動きはないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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