15日の日経平均株価は、新型コロナウイルスワクチンの開発進展報道で米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行、先物が上げたことも支えとなって続伸、後場には中国株が下げて上値が重くなったが、買い気が強く持ち直して高値圏で推移、前日比358円49銭高の2万2945円50銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数指数)は6月23日以来の200日線回復となった。東証1部の出来高は12億4571万株、売買代金は2兆2092億円。騰落銘柄数は値上がり1860銘柄、値下がり260銘柄、変わらず51銘柄。市場は、今日のところは、新型コロナワクチンの開発期待が感染者拡大よりも優った。TOPIXも200日線をクリアし、動きがいい。ただ、決算を控えて機関投資家は動けず、誰がここから上を買うのか悩ましいと先行きに不安ありの様子だった。
15日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台前半で推移している。全体的に動意の乏しい展開となった。日経平均株価の上昇などを受けてドル・円はやや上昇したものの日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて見送りムードも強く、上値は限られた。日銀が正午前に金融政策決定会合の結果を公表。市場予想通り現行の緩和策を維持したため無風通過となり、その後もドル・円は横ばい推移が続いた。
今日の個別は上げ下げの激しいホンダが3%の上昇、三菱重工、コマツが2%台、トヨタとパナソニックが1%台、三菱UFJはかすかな上昇だった。相変わらず新型コロナ関連の材料に反応する相場だが、この状況ではやむを得ないだろう。まだまだ当分はこの状況が続くだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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