8日の日経平均株価は、米株がコロナ感染拡大などで下落したのを受けて売りが先行、先物会で一旦は値を上げるも再度軟化、その後、先物にも売りが出て値を下げ、前日比176円04銭安の2万2438円65銭と続落し、安値引け。今日は主要なETF(上場投資信託)の決算集中日で、分配金支払いに伴う換金売りが改めて重しとして意識された。東証1部の出来高は11億5596万株、売買代金は2兆1599億円。騰落銘柄数は値上がり420銘柄、値下がり1686銘柄、変わらず65銘柄。市場は、需給面ではETF分配金の捻出に絡んだ売りに押された。日経平均は再び25日線を割り込んできたが、TOPIX(東証株価指数)は200日線と25日線を下回ったままであり、上値の重さを印象付けているとやや落胆のようだ。
8日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円台半ばを中心にもみ合った。朝方、107円50銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り安から下げ幅を縮めるのにツレて値を上げ、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りも入り、一時107円70銭まで上値を伸ばした。その後、プラス転換した日経平均株価が再びマイナス圏に沈むとドル・円は軟化。午後に入り、時間外取引で米株価指数先物が下落したのにツレて、ドル・円は一時107円48銭まで下押しした。15時現在、107円55銭となっている。
今日の個別は全て下落で全滅、パナソニックが2%台、ホンダと三菱UFJが1%台、トヨタ、三菱重工、コマツが小幅な下落だった。新型コロナ肺炎が軽快しないとなかなか相場の安定も難しいだろう。当面、相場はその時の状況と材料で上下するだろう、‥(^。^)y-.。o○。
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