福岡管区気象台の田口雄二主任気象予報官は5日、熊本県の球磨(くま)川が氾濫(はんらん)した豪雨で、4日午前4時50分に発表した大雨特別警報について「前日の段階でここまでの大雨は想定できなかった」との認識を示した。

気象庁は3日夕方の段階では、4日午後6時までの24時間で鹿児島県の大隅地方で250ミリ、熊本県球磨地方で200ミリの降雨量を予報していた。実際には、熊本県湯前町の湯前横谷では、24時間降水量が少なくとも489・5ミリと、予報を大幅に上回る激しい雨に見舞われた。

梅雨の時期で警報級の雨が降ることは予報していたが、予報と実際の降雨量との開きについて田口主任気象予報官は「南北に狭い範囲で集中して雨が降った。さらに位置を変えずに長時間続いたことが要因で、梅雨前線の停滞する場所と線状降水帯の位置を予報するのは難しい」と説明した。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/be56ea9d2c136d78c5588350ad5c9c0fa5e281a1

 

日本は水田耕作で暮らしてきた国なので水利のいい低地に水田を作り、その付近で生活してきたが、水利がいいと言うことは水害の被害を受けやすいと言うことだ。こうした水害が起きるたびに50年に一度とか、これまで経験したことのない、・・とか、想定外の、・・と言うが、最近は毎年どこかでこれまで経験したことがないと言う水害が発生している。日本の気候は変わった。それは最近の気象状況を見ていれば素人でも分かる。こうしたとんでもない雨の降り方が当たり前になっている。街を全て移転させるのは不可能だろうが、河川の付近や低地、山の斜面の下などに居住してはいけない。経験したことのない想定し得ない降雨は日本中どこにでも起こり得る。日本の水害対策は根本的に考え直さないといけないだろう、・・。

 

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